2018年5月16日にリリースされたTHEO+[テオプラス] docomoに初めて実装されたAIアシストがTHEO+ SBI証券にも実装されました!
THEO+ SBI証券はサービス開始から1周年と区切りの良いタイミングです。
実は、WealthNavi、楽ラップ、MSV LIFE などの国内主要ロボアドバイザーサービスはAIを使用していないそうです。THEOのAIアシストが実装されていないロボアドは、過去の市場データから定量的に分析を行って運用するだけでした。
このAIは大幅な下落を検知するので損をしにくい可能性があります。
ただ、まだ実績はないので実際にちゃんと危機を回避してくれるのかは未知数です。
個人的にはリターンだけを見ればTHEOよりもウェルスナビの方が優秀な印象です。
THEOのAI アシストとは
世界中のニュース、ブログ、SNSなどと市場データから投資対象の銘柄や関連する指数が大幅に下落しそうかAI(機械学習アルゴリズム)判断します。大幅に下落しそうとAIが判断した場合、対象の銘柄などの比率を低くするなどして、大きく損をしないようにしてくれます。
THEOのAIアシストは大きく上昇しそうかを判断するかに使用するのではなく、大幅に下落しそうな時に使用されますので、損をしないための機能になります。
今までのロボアドはAIではない
WealthNavi、楽ラップ、MSV LIFE などの国内主要ロボアドバイザーサービスはAIを使用していないそうです。THEOのAIアシストが実装されていないロボアドは、過去の市場データから定量的に分析を行って運用するだけでした。
ロボ=機械=機械的な運用、というイメージでしょうか。
THEOのAI アシストのデメリットは
AIという言葉から連想すると、頭が良いんだから賢く運用してくれてデメリット無さそうに思うかもしれませんがデメリットがあります。
それは、AIが下落すると判断して、組入比率を調整した結果、実は下落が大したことが無かったり逆に上昇してしまった場合に、調整しなければ上昇分の利益をフルに受け取れたのが減ってしまう可能性があることです。
ただ、これは考え方によって変わってくるかと思います。リスク許容度に通じるものがあると思います。
このケースでは、決して損はしていないのです、利益が小さくなってしまっただけです。ロボアドは長期運用するものですので一時的にとはいえ、グラフがガクンと下がったり元本割れしているのは精神衛生上あまり良くないです。マイナスになるよりはちょっとプラスの方が私は良いと思います。
THEOのAI アシストのメリットは
世界中のニュースやブログ、SNSや市場データから大幅に下落するとAIアシストが判断して、対象銘柄の大幅な下落による損失を軽減することが期待できる点です。
デメリットで説明しましたが、利益が小さくなる可能性がありますが損はしにくくなりますので、元本割れもしにくいとも言えるのが他のロボアドには無いメリットになると思います。
THEOのAI アシストの不安要素
AIアシスト自体の不安要素というわけではなく、AIアシストが働くタイミングが少し不安要素かもしれません。AIアシストが大幅に下落しそうと判断して、銘柄の組入比率を調整するタイミングは毎月のリバランス時となっています。
THEO+[テオプラス]SBI証券は、原則毎月第一営業日にリバランスを行いますので、最大1ヶ月ほどのラグが出る可能性が出てきます。例えば、月の上旬に何か事件や事故が起こって下落リスクが発生しても次の月まで調整が行われないのではAIの効果が出るか不安になりますね。
下落リスクの度合いなどによって臨機応変にやってほしいですね。
まとめ
THEOのAIアシストがあれば大幅下落のダメージは回避できる可能性がありますので損はしにくいと言えると思います。
ただし実績はないので実際に効果があるかはこれからの市場次第ですので少し楽しみです。
下落する時はどのロボアドも同じ影響を受ける可能性はありますので、下落の影響を抑える可能性があるTHEOを選択するのも良いかもしれません。
そもそもロボアドは上がる時もあれば下がる時もある、長期で見れば複利の効果で結果が出るよ、というものですので長期で持ってみようと思います。
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